ニュース 電子 作成日:2012年8月10日_記事番号:T00038741
発光ダイオード(LED)チップ最大手の晶元光電(エピスター)は9日、株式交換方式で同業の広鎵光電(ヒューガ・オプトテック)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。10日付工商時報が伝えた。
株式交換比率はエピスター1株当たりヒューガ4.85株。ヒューガは今後もエピスターの完全子会社として存続するが、上場は廃止される。双方は9月28日の臨時株主総会で決議を行う予定で、株式の譲渡期日は12月28日を見込む。
エピスターは現在、自社工場がフル稼働状態で、ヒューガなどに生産の一部を委託している。双方は「経営資源の統合で事業規模を拡大し、管理コストの節減で国際競争力を強化できる」と説明した。
ヒューガは現在、中低効率の屋外用LEDスクリーン、LED照明市場を攻略している。中国市場では現地大手の三安光電が低価格で攻勢をかけており、エピスターとヒューガは合併で生産能力を融合し、商品の差別化、コストパフォーマンスの向上を図って三安光電との競争を有利に運び、差を広げたい考えだ。
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