ニュース 電子 作成日:2012年8月10日_記事番号:T00038742
タッチパネル大手、宸鴻集団(TPKホールディング)は、第2四半期売上高が360億8,000万台湾元(約950億円)で前期比10.9%の減少となったが、粗利益率は製品構成の見直しが奏功し、同2.6ポイント上昇の16.7%を記録した。下半期の見通しについて同社は、9月から大型タッチパネルの出荷が増え始め、9〜10月の売上高は顕著な成長を見せると予測。利益率もさらに上昇し、下半期業績は「終わりに近づくほど良くなる」との楽観見通しを示した。10日付電子時報が報じた。
TPKの孫大明総経理は、下半期はマイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows 8)」発売がタブレット型パソコン、ノートPC、ウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)など向けの中・大型タッチパネル出荷増をもたらし、非常に期待が持てると語った。
また劉詩亮財務長によると、現在TPKはタッチパネル搭載ウルトラブックのうち4分の3の機種を顧客として確保しており、市場シェアは当初予測より高くなるとの見方を示した。
市場では、2013年のノートパソコン市場におけるタッチパネル搭載機種の浸透率は7〜8%と予測されているが、TPK顧客の反応を見ると、これを上回る可能性が高いという。
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