ニュース 社会 作成日:2012年8月13日_記事番号:T00038748
機密文書を収集していたなどとして、中国・江西省南昌市の国家安全局に身柄を拘束されていた気功団体・法輪功の会員である鍾鼎邦氏が55日ぶりに釈放され、11日に南昌からの直航便で台湾に到着した。12日付聯合報が伝えた。
無事に台湾に戻った鍾鼎邦氏(左3)。出迎えた家族に会いほっとした表情を見せた(11日=中央社)
鍾氏は過去9年にわたり、機密文書を収集していたほか、現地住民に放送局の設備を破壊するよう唆したなどとして、国家安全や公共安全に危害を与えた疑いで拘束されていた。
新華社電は「罪を認めて悔いており、態度も良好で、自主的に過去の犯罪事実について供述し、他の犯罪者の違法行為を明らかにした」として、寛大な措置で台湾への身柄送還が決まったと伝えた。
中国側の窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)は、鍾氏の搭乗便が離陸後、台湾の海峡交流基金会(海基会)に釈放の事実を通告した。
中国では気功団体・法輪功は禁止されており、会員である鍾氏は今年6月、親類に会いに訪中した際、法輪功に関する捜査と称して公安当局によって拘束されていた。
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