ニュース 家電 作成日:2012年8月13日_記事番号:T00038763
台湾キヤノンは11日、台中加工出口区(輸出加工区)で拡張工事を行っていたデジタル一眼レフカメラ用交換式レンズ工場(F棟)の落成式およびレンズの研磨加工工場(A棟)再建の着工式を行った。A棟は13年7月完成予定だ。台湾キヤノンの台中の両工場への投資額は110億台湾元、6月下旬に完成した嘉義工場への40億元と合わせた総投資額は150億元(約390億円)に上る。12日付工商時報が報じた。
F棟の落成式に出席したキヤノンの岡田正人副本部長は、最先端設備を導入して高付加価値の精密加工が可能となった台中工場は、レンズの加工から組み立てまで一貫生産が実現したと語った。
F棟の年産量は、キヤノン全体の約半分の1,000万個に上る見込みだ。また、嘉義工場の稼働と合わせ、台湾キヤノンの生産能力は3割成長するとみられ、同社は今年の売上高500億元(11年は339億元)、13年は800億元を目指す。なお同社従業員数は今年末には8,000人、13年には1万1,000人に拡大する見込みだ。
なお台湾キヤノンによると、今年末には台中工場の一眼レフカメラ生産ラインすべてを嘉義工場に移転し、台中工場はレンズの生産および加工に専念する。
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