ニュース 電子 作成日:2012年8月13日_記事番号:T00038770
台湾積体電路製造(TSMC)は、複数のチップを垂直方向に積層した3次元(3D)ICのパッケージング・テスティング(封止・検査)分野で、競合社の日月光半導体製造(ASE)と矽品精密工業(SPIL)から研究陣をスカウトし、これまでに420人の研究開発要員を確保したもようだ。13日付経済日報が伝えた。
消息筋によれば、TSMCが3次元IC分野で研究陣を拡充している背景には、アップルから3次元ICのパッケージング・テスティングを受注できる見通しとなったことがある。このほか、3次元ICの開発を進めるザイリンクス、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、エヌビディアなど既存顧客の動きに対応する狙いもある。
TSMCはアップルのプロセッサー「A5」の受注で、パッケージング・テスティング分野の弱点からサムスン電子に敗れた苦い経験がある。それだけに3次元IC分野では先手を打つ構えとみられる。
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