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中橡傘下の景徳製薬が新工場、点眼薬の生産能力3倍へ


ニュース 医薬 作成日:2012年8月14日_記事番号:T00038786

中橡傘下の景徳製薬が新工場、点眼薬の生産能力3倍へ

 中国合成橡膠(CSRC、中橡)は13日、同社が95%を出資する子会社、景徳製薬(Synpac−Kingdom Pharmaceutical)について、点眼薬工場の新設予算を追加し6億8,000万台湾元(約17億8,000万円)とすると発表した。来年第1四半期に生産開始予定で、同社の生産能力は3倍の7,200本に拡大する見込みだ。14日付経済日報が報じた。

 景徳製薬の新工場は今年2月、既に桃園で着工しており、3.5階を予定する工場棟のうち、現在3階部分の建設に着手している。11月には完工し、製造機器を搬入する予定だ。工場棟の敷地面積は700坪、3階分の延べ床面積は約2,000坪。既存の土城工場(新北市)には生産ラインが2本しかないが、新工場には4本を設置する計画だ。

 今回追加する予算について景徳製薬は、新工場をPIC/S(医薬品査定協定および医薬品査察共同スキーム)認証とGMP(適正製造規範)認証が取得できるよう、工場設備の強化を行い、さらに完工後、台湾の食品薬物管理局(TFDA)による検査を受けた上で稼働させる計画だと説明した。