ニュース 石油・化学 作成日:2012年8月14日_記事番号:T00038788
台塑集団(台湾プラスチックグループ)、第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)の台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)スチレンモノマー(SM)工場2基(年産能力30万トン)で12日ぼやが発生し、稼働停止となった。同社は2週間以内の稼働再開を目指している。業界関係者は現在のSM市場価格から、2週間の稼働停止による損失額は6億台湾元(約16億円)に上るとみている。14日付経済日報が報じた。
昨年の相次ぐ火災で全面的な安全検査を実施しているはずの第6ナフサでまたもやぼやが発生し、周辺住民は緊張を強いられた(12日=中央社)
同社によると、アルキル化反応器出口弁のパイプに亀裂が生じて漏洩し引火した。すぐ消防に通報し、火は30分で消し止められ、けが人は出なかった。
台化幹部は、現在SM市況は低迷しているため、川下への影響は小さいとみている。仮に供給不足となる場合は寧波工場(中国・浙江省寧波市)からの調達で補う。
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