ニュース 電子 作成日:2012年8月14日_記事番号:T00038794
14日付電子時報がサプライヤーの話を基に報じたところによると、パソコン世界最大手ブランド、ヒューレット・パッカード(HP)による2013年のノートPC生産委託先の配分が確定したもようだ。それによると、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が5割以上を受託するとみられ、HPの来年のノートPC出荷台数が4,000万台と予測されることから、クアンタは2,000万台余りを受注し、今年の1,500万台から約30%増加することになる。一方、今年HPの委託生産のうち2割を受注している鴻海科技集団(フォックスコン)には、来年発注が行われない見通しだ。
その他の受託メーカーの13年HP向けノートPC出荷台数予測は、▽英業達(インベンテック)、1,100万〜1,200万台(29〜31%、12年は16%)▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、300万台(7〜8%、同2〜3%)▽緯創資通(ウィストロン)、300万台(7〜8%、同16%)──。
なお、コンパルはデルの13年のノートPC全体の70%以上に当たる1,400万台を受託し、このうちビジネス向けは独占状態とされている。また、宏碁(エイサー)による13年の15インチノートPCの36%、1,080万台を受託すると観測されており、HP向けの台数も伸ばしていることから、クアンタの業界最大手の座を脅かすことになりそうだ。
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