ニュース 電子 作成日:2012年8月14日_記事番号:T00038796
市場調査会社、ディスプレイサーチの報告によると、液晶パネル大手の友達光電(AUO)が公共用フラットディスプレイの出荷量で世界シェア3位に浮上した。14日付工商時報が報じた。
公共用フラットディスプレイ市場は現在、シャープ、NEC、日立などの日本メーカーが依然主導権を握っているものの、台湾や韓国のパネルメーカーも同市場の開拓を進めており、このうちAUOは第6世代工場で生産している65インチの電子ホワイトボード、工業用、看板用などが急速に出荷量を拡大している。
公共用ディスプレイは現在、デジタルサイネージ、電子ホワイトボード、メニューボードなどへの応用で、特に中国で急成長を見せており、ディスプレイサーチの予測によると、2011年に約200万台だった世界販売台数は18年に約1,200万台まで増加する見通しだ。また、今年は40インチ以上の商業用の出荷量が190万台に達するとみられる。
なお、公共用ディスプレイは今年、液晶製品が前年比23%増、プラズマ製品は同13%減と、液晶がプラズマに取って代わっている。
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