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作成日：2007年11月21日_記事番号：T00003880
威宝、来年中に3.5Ｇ発売
威宝電信（ビボテレコム）の曹万鈞副董事長兼総経理は、第３世代携帯電話（３Ｇ）ユーザーの急速な増加が予測される中、ユーザー獲得に向け、来年は３Ｇ基地局を1,000局あまり増設し、3.5Ｇも約30億元（約102億円）を投じて来年度中に発売するという計画を語った。しかし、支出が増加し通信費が下がる状況の下、来年８月と見込んでいた損益均衡達成の時期はさらに後ろにずれ込む見通しとなった。
曹副董事長によると、現在威宝のユーザー数は63万件に達している。昨年は携帯電話販売のための中間マージンの補てんによる出費が多かったため、今年は調達と補てん費用を14億台湾元（約47億円）削減し、ネットワークの設置およびサービスの改善に資金を投じたという。
威宝では６月に３Ｇプリペイドカード「ＶＩＢＯワンカード」を発売して以来、３Ｇユーザー数が累計３万件に達し、今後も毎月１万件の増加を見込んでいる。今年中にユーザー５万件の突破を目指す。21日付経済日報が報じた。
