ニュース 社会 作成日:2012年8月15日_記事番号:T00038802
1989年の天安門事件で中国民主化運動のリーダーの1人だった、王丹・清華大学客員助理教授は14日、台湾の多くの機関や政党が、中国の怒りを買わないよう発言や行動を自制するなど、既に「香港化」が始まっていると発言し、台湾の民主主義の行方に警鐘を鳴らした。中央社が14日報じた。
王丹氏(右)は、「きょう香港で起きたことは、あす台湾でも起きる可能性がある」と強調した(14日=中央社)
王氏は同日、台湾新社会智庫による「台湾『香港化』中国による香港統治の啓示」の新書発表の記者会見でこうした認識を示した。その上で、香港は台湾にとって格好の観察指標であり、多くの人に関心を持ってほしいと語った。
香港立法会の劉慧卿議員もインターネットを通じて会見に参加し、「97年の香港返還から15年がたったが、人心はまだ『返還』されておらず、多くの人が中国共産党と香港特別行政区政府を信用していない」と語った。
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