ニュース その他分野 作成日:2012年8月15日_記事番号:T00038805
経済部はこのほど、原料の輸入関税率が4.3%以上の品目を対象に実施している輸出戻し税制度を、関税率に関係なく全品目に拡大する方向で検討することを提案した。世界的な景気低迷による輸出不振を打開するのが狙いで、既に財政部の支持を得ている。15日付経済日報が伝えた。
輸入関税率が4.3%未満の品目は4,000品目あるが、うち2,500品目は無関税で、残る品目も関税率が低いため、関税還付による輸出刺激効果は限定的との見方もある。
ただ、張盛和財政部長は「還付による利益は大きくないとみられるが、輸出企業にとって有利になる措置であれば、(還付)金額が小さくてもやらなければならない」と説明した。
財政部は世界的な金融危機を受け、2009年に輸出戻し税を3,135品目を対象に復活。昨年からは輸入関税率が4.3%以上の品目に対象が拡大されていた。
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