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電気料金値上げ、百貨店のコスト1割増も


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年8月15日_記事番号:T00038808

電気料金値上げ、百貨店のコスト1割増も

 新光三越百貨、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメントストアズ)、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)など百貨店大手は、電気料金の値上げ、夏季料金適用で、コストが10~15%増加すると口をそろえた。15日付工商時報が報じた。

 新光三越は、6月10日の電気料金値上げでコストが1割増え、今年の電気料金は9億台湾元(約24億円)に上ると予測している。同社は、夏場はクーラーの設定温度を26度とし、事務所や階段などで混雑時以外に節電すると説明した。

 一方、遠東百貨は当初、電気料金値上げで全土10店のコストが少なくとも2割、年間で2億元上昇すると試算していた。しかし既存8店舗の7月電気料金は前年同月比1%しか増えていない。ただ、昨年末オープンしたばかりの台中大遠百(トップシティー)、板橋大遠百(メガシティー)は営業面積が10万坪と広く、電気料金は1カ月で3,000万元もかかる。同社は、前年同期と比較できないが、日中はアーケードやショーケースの明かりを消すなど節電に努めていると強調した。