ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

晶華酒店、台大尊賢会館を落札【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年8月15日_記事番号:T00038812

晶華酒店、台大尊賢会館を落札【表】

 晶華国際酒店集団(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)の薛雅萍執行長は、台湾大学のキャンパス隣にある台大尊賢会館(台北市中正区)の経営権を落札したことを明らかにした。傘下の「捷絲旅酒店(ジャストスリープ)」として改装し、2013年のオープンを目指す。投資額は5,000万台湾元(約1億3,000万円)に上る。15日付工商時報が報じた。

 同社は、年末にも経営権を獲得して、改装に入る。改装後は客室数72室、ジム、サウナ、レストラン、会議室などを設ける。宿泊料金は平均1泊2,500~3,000元を予定している。優秀な人材の発掘を目的に、台湾大学と共同でのホテル従業員・幹部の育成や、学生の実習受け入れも計画している。

 薛董事長は、ジャストスリープを今後5年以内に20店増設する目標を挙げた。現在、高雄(中山店・中正店)と花蓮への進出が決定し、来年5月、6月の開業を見込む。

 なお、台大尊賢会館の経営権入札は、立徳旅館事業集団が10年間の契約期間の終了に伴い台湾大学が行い、福華大飯店(ハワード・ホテルズ・リゾーツ・スイーツ)グループや、首都大飯店(キャピタル・ホテル)グループなども応札していた。