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台開、53億元の融資獲得


ニュース 建設 作成日:2012年8月15日_記事番号:T00038813

台開、53億元の融資獲得

 台湾土地開発(台開)は14日、兆豊国際商業銀行を幹事行として16行から成る銀行団と53億台湾元(約140億円)の協調融資(シンジケートローン)契約を締結した。台開はこのうち48億元を債務の返済に充て、残りの5億元を有効活用して「経済状況の改善に向け政府に全力で協力する」と表明した。今後同社は花蓮、金門、新竹など5カ所で開発計画を進める予定だ。15日付工商時報が報じた。


邱復生・台開董事長(左)と徐光曦・兆豊銀総裁(右)は締結式で固く握手を交わした(14日=中央社)

 また台開は今年5月、「台中市神岡豊洲科技工業園区2期土地開発案」の開発・経営権を獲得しており、韓国の松島(ソンド)新都市を超えるデジタル・ハイテクタウンとすべく計画を進めている。同プロジェクトの開発総面積は56.83ヘクタールで総工費は56億3,000万元。2014年3月に予約販売を開始する予定だ。

 1964年創業の同社はこれまで、政府の土地開発事業に協力し、工業園区27カ所、総面積3,800ヘクタールの開発を手がけている。