ニュース 電子 作成日:2007年11月21日_記事番号:T00003882
聯華電子(UMC)は20日、傘下の投資会社を通じ、全地球測位システム(GPS)用のアンテナ大手、佳邦科技(インパック・テクノロジー、本社苗栗県竹南鎮)の第三者割当増資を引き受け、同社株4.77%を取得すると発表した。取得額は1億9,400万台湾元(約6億5,700万円)。21日付経済日報が伝えた。
UMCは傘下の弘鼎創投、宏誠創投を通じ、佳邦科技株を1株48.65元で取得する。株主構成で禾伸堂企業(ホーリーストーン・エンタープライズ)などに並ぶ大株主となる。今回の出資をめぐっては、UMCは傘下の聯発科技(メディアテック)がGPS用チップの開発を行っているだけで、佳邦科技の事業内容と直接の関連性がない。一方で、UMCがコンデンサー大手のホーリーストーンとの関係強化を狙っているとの見方もある。
佳邦科技はGPS用アンテナで台湾最大手。世界シェアは30~40%に達し、台湾国際航電(ガーミン)、トムトム、宇達電通(ミオ)など大手メーカーと取引関係がある。
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