ニュース 建設 作成日:2012年8月16日_記事番号:T00038832
台湾肥料(台肥)の李復興董事長は15日、台北市南港区の社有地に台湾最大のホテルを建設する方針で、9月にもホテル運営会社の選定に向けた入札を実施する方針を明らかにした。16日付経済日報が伝えた。
建設地は南港区の「C2区画」(面積7,051坪)。建物はホテル兼オフィスビルとなり、設計は日本の建築家、丹下健三氏が担当する予定だ。延べ床面積は約6万坪、客室数は800~1,000室で、完成は2017年を見込む。
運営会社の選定条件について、同社は▽払込資本金が2億台湾元(約5億3,000万円)以上▽単一ブランドで300室以上のホテルを経営している(複数ブランドを展開している場合はその限りではない)▽過去3年の平均売上高が10億元以上──の3点を挙げている。運営会社は早ければ10月にも決定する見通しだ。
同社はこのほか、高雄市前鎮区の愛河沿いにも約5万坪の用地を保有している。都市計画については協議中だが、将来的にはホテル、商業施設などの開発を見込む。
同社は今後1年半以内に基隆、新竹、花蓮、高雄の4工場で操業を中止し、設備を東南アジアに移転することにしている。
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