ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年8月16日_記事番号:T00038837
中華汽車工業(チャイナ・モーター)は15日、同社が受託生産を手がける主力車種、三菱自動車のセダン「ランサーフォルティス(日本名・ギャランフォルティス)」について、中東市場向け生産を開始したと発表した。9月に出荷を開始し、初年度は1,000台突破を目指す。同社はこれまで、三菱の商用車を中華汽車の「CMC」ブランドとして中東、中南米などに輸出してきたが、「三菱」ブランド車の海外輸出は初めて。
16日付工商時報によると、三菱が中東市場で販売する「ランサー」は1.6リットルの「グローバルランサー」および2.0リットルの「ランサーEX」で日本工場から供給していたが、今回これらに台湾生産の1.8リットル「フォルティス」が加わることになる。
中華汽車の海外営業部主管によると、今回の「フォルティス」の中東輸出は、市場の反応を見るといった意味合いが強く、反応が良ければ中華汽車への発注は増え、さらに現在日本から供給している車種も委託する可能性があるという。
業界関係者は、中華汽車への出資比率は20%未満で経営の主導権は握っていないにもかかわらず三菱が輸出向け生産を発注するということから、両社の緊密な関係がうかがえると指摘した。
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