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封止・検査のシガード、メイサーに68%出資


ニュース 電子 作成日:2012年8月16日_記事番号:T00038845

封止・検査のシガード、メイサーに68%出資

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)の矽格(シガード・マイクロエレクトロニクス)は、同業の麦瑟半導体(メイサー・セミコンダクター、桃園県)の増資を引き受け、同社の株式68%を取得する。16日付経済日報が伝えた。

 シガードはメイサーを傘下に収めることで、携帯電話端末などに使われる高周波(RF)部品、電源制御ICなどの封止・検査業務を拡大する。シガードの売上構成で、封止・検査事業が占める割合は10%から15%に拡大する見通しだ。

 シガードは葉燦錬・執行副総経理を、メイサーの総経理として派遣。事業再編を進めた上で、将来的にメイサーの全株式を取得し、完全子会社化する計画だ。メイサーは経営規模が小さく、赤字経営が続いていた。

 シガードの黄興陽董事長は「RF部品の封止・検査分野で既に台湾ではトップシェアを誇るが、メイサーのグループ編入でシェア拡大が見込める」と述べた。