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馬英九氏、「任期内に中国と統一協議はしない」


ニュース 政治 作成日:2007年11月22日_記事番号:T00003886

馬英九氏、「任期内に中国と統一協議はしない」


 日本を訪問中の国民党の総統選候補者、馬英九氏は22日午前、超党派の衆議院議員による日台親善組織、日華議員懇談会を訪問。平沼赳夫会長らに対し、「総統に当選しても、任期内に中国と統一問題に関する協議を行うことはない」という考えを表明した。

 中台関係に関しては現状維持を基本とし、中国との関係改善を図る考えを表明した。

 日台関係については、「自分が当選すれば好転する」と指摘。日台間の自由貿易協定(FTA)実現に向けた協議を行うほか、若者を中心とした文化交流を推進する意思を示した。

 一方で、玉澤徳一郎元防衛庁(現防衛省)長官より、尖閣諸島と沖ノ鳥島の領有権に関する質問を受けた際には、「釣魚島(尖閣諸島)は台湾に属する島」「沖ノ鳥島は単なる岩礁」と答え、領土認識では中国と同様の見解を示した。 

 衆議院会館の外ではこの日も台湾独立支持の日本人グループによる抗議活動が続けられ、「反日馬英九が日台友好?」「日本は台湾の味方だ」などの抗議ポスターや横断幕が台湾メディアに取り上げられた。