ニュース 電子 作成日:2012年8月17日_記事番号:T00038868
大手通信キャリア、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)の紀竹律策略長は16日、台湾のコンテンツサービスおよびアプリケーション開発業者と広く提携し、中華圏市場での積極展開を目指す考えを示した。開発業者は遠伝が提携する中国移動通信(チャイナ・モバイル)のアプリケーション販売サイト「モバイル・マーケット(MM)」を通じ、商品を中国で販売することになる。17日付工商時報が報じた。
16日行われた12年遠伝開発者大会には、人気ゲーム「アングリーバード」のロビオ社のヘンリ・ホルム・アジア高級副総裁が出席、ソフト開発事業での戦略について語った(16日=中央社)
現在遠伝が台湾で運営するアプリケーションストア「S市集」には4,000タイトル以上が提供されており、累計ダウンロード数は350万件を突破した。また中国移動通信のMM内に設置された「遠伝S市集」では現在約500本のアプリケーションが提供されている。
紀策略長は、「遠伝との提携を通じて大陸(中国)市場に参入すれば、開発業者はライセンス取得や代金回収といった問題を懸念する必要がないため、個人や小規模企業でも安心して販売できる」と強調。現在同社はコンテンツ事業を専門に手がける、約100人体制の新会社「遠東新世紀」を立ち上げている。
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