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野党首長の18県市、住民投票は別途実施


ニュース 政治 作成日:2007年11月22日_記事番号:T00003887

野党首長の18県市、住民投票は別途実施


 呉伯雄国民党主席は21日、来年3月の総統選挙と同時に実施される「台湾の名称による国連加盟の是非」を問う住民投票について、野党が首長を務める台北市をはじめとした18県市では、総統選挙の投票とは別々に行う方針を宣言した。 

 住民投票の投票方式については、中央選挙委員会が今月16日、来年1月の立法委員選挙では、同一の投票所で同時に投票用紙を受け取る「同時方式」を決定しており、総統選挙の際もこれが適用されるとみられている。この場合、民進党が有権者の台湾アイデンティティーを喚起して、同党候補者の得票増を助けるとみられる住民投票の投票率が上がると予想されるため、野党陣営は「同時方式」に強く反対していた。

 国民党による「別途方式」について、陳水扁総統は同日、「選挙事務で『一国二制度』は許されない。違反があれば法に従って処罰する」と反対の姿勢を明らかにした。