ニュース 電子 作成日:2012年8月17日_記事番号:T00038870
17日付電子時報によると、中国の液晶パネル最大手、京東方科技集団(BOE)が、大型発光ダイオード(LED)バックライトの安定供給に向け、台湾のLEDメーカーと合弁で、LEDエピタキシャルウエハー・チップ工場を設立することを検討しており、合弁相手として、エピウエハー・チップの璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)およびパッケージング(封止)の東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)の名前が挙がっている。下半期中に正式決定するとされるが、璨円光電とユニティは明言を避けている。
ユニティは璨円光電と長期にわたり戦略提携を結び、韓国のテレビ用バックライトメーカーに共同で供給する一方、2011年にBOEと秘密保持契約を締結し、パネル用LEDバックライト光源を同社に供給している。3社は今回の合弁でLEDバックライト生産の垂直統合を図る考えとみられる。
合弁工場の設置場所については、BOEが日本の茶谷産業と合弁で設置したバックライトモジュール工場のある、中国・蘇州工業園区が有力とみられている。ただ、ユニティが既にBOEの第8.5世代工場へ近距離からの供給を行っていることや、北京での新工場の設置を計画していることから、華北地区との見方もある。
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