ニュース 社会 作成日:2012年8月20日_記事番号:T00038881
複数の女性タレントやモデルを覚せい剤など薬物を使って意識不明にした上で暴行したとして指名手配されている、大手金融持ち株会社、元大金融控股の李岳蒼・前董事長(事件の責任を取って辞任)の息子、李宗瑞容疑者(27歳)が逃亡を続ける中、20日付蘋果日報によると、台湾最大の外省人系暴力団組織「竹聯幇」が500万台湾元(約1,300万円)の賞金をかけて同容疑者を追っているようだ。
台北地検署は17日、同事件への関与および違法薬物の販売容疑で、交際相手の女性(中央)を送検した。李容疑者の母親から逃亡資金を預かったともみられ、李容疑者の居所の手がかりになるか注目される(18日=中央社)
竹聯幇が李容疑者を捕らえようとするのは、被害に遭ったものの現時点でメディアに特定されていないある女性タレントが、自分の姿が写ったいかがわしい写真を証拠として提出されることを恐れ、警察よりも先に同容疑者を確保して写真を破棄することを望み依頼したためとみられる。
なお竹聯幇が李容疑者にかけた賞金は、警察が情報提供者に支払うと表明している額の25倍に上る。
ある暴力団関係者によると、逃亡に当たって別の暴力団に協力を依頼しているされる李容疑者は、竹聯幇に依頼した女性タレントと、逮捕された後に彼女の身分を明かさないことで和解したいと考えているという。
実際、王加佳・前台中県議員はこのほど、友人が台中市の高級クラブで李容疑者と女性タレントに協力している暴力団同士が会っているところを目撃したと暴露した。
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