ニュース 金融 作成日:2012年8月20日_記事番号:T00038889
中央銀行の統計によると、民間企業の6月末の銀行預金残高は前年同月比2,000億台湾元増の6兆4,063億元(約17兆円)で、過去最高だった。景気回復が予想より遅れ、企業が投資を先送りしたり、中小企業がこれまで以上に現金取引を重視しているためだ。20日付工商時報が報じた。
銀行の主管は、景気見通しが不透明なときに企業が預金残高を増やし、万一の運転資金に備えるのはよくあることだと指摘した。
一方、台新国際商業銀行は預貸率(預金残高に対する貸出残高の割合)を現在の68%から7~8割まで引き上げたい考えだ。第一商業銀行、華南商業銀行、彰化商業銀行の主管は、預貸率の引き上げは困難だが、同75%が合格ラインとの見方を示した。
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