ニュース 電子 作成日:2012年8月20日_記事番号:T00038894
20日付電子時報によると、重慶市政府が現在、ノートパソコンの部品専用エリアとして開発を進めている同市璧山工業園区には、7月までにキーボードの精元電脳(サンレックス・テクノロジー)や筐体(きょうたい)・放熱モジュールの展運電子など台湾メーカーを含め700社が進出登録を済ませており、今年末には800社に達するとみられる。
重慶市は現在、ノートPCの新たな生産拠点としての集積が進んでおり、ヒューレット・パッカード(HP)、宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)などの大手ブランドメーカー、および広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)といった大手受託メーカーが既に進出し、2011年に2,500万台だった重慶からの総出荷台数は、12年は5,000万台に倍増すると予測される。
なお重慶市は、2年後には同市で生産されるノートPCに使用される部品の80%を現地で調達できるようにしたい考えで、さらに呉道藩・璧山県長は、2015年には同県に進出する台湾系企業が200社を超え、生産額も1,000億人民元(約1兆2,500億円)を突破するとの見通しを示した。
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