ニュース 電子 作成日:2012年8月20日_記事番号:T00038896
宏碁(エイサー)の王振堂董事長は17日の業績説明会で、パソコン出荷見通しについて、第3四半期は前期比横ばい、第4四半期は同5~10%増で、下半期は従来予測の「大幅成長」とはならず「中程度の成長」にとどまるとの見方を示した。また、営業利益率1~1.5%の目標達成は、来年にずれ込むと指摘した。18日付経済日報などが報じた。
王董事長は従来、マイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows 8)」搭載機種の発売により、下半期のPC出荷の大幅増を予測していた。しかし業績説明会では、MSが自社ブランドタブレットPC「サーフェス(Surface)」の投入を発表したことで、同OS搭載による販売効果は弱まるとの見方を示した。
なお、同社第2四半期の連結売上高は前期比2.2%減の1,105億台湾元(約2,930億円)だった。また純利益は同83%減の5,600万元、営業利益率は0.4%で前期の0.12%を上回ったものの、目標の0.5%以上には及ばなかった。第3四半期は売上高、営業利益率ともに横ばいとなる見通しだ。
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