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12年のIC産業生産額、6.9%増=ITIS予測


ニュース 電子 作成日:2012年8月20日_記事番号:T00038899

12年のIC産業生産額、6.9%増=ITIS予測

 今年通年のIC産業全体(設計、製造、封止、検査)の生産額は前年比6.9%増の1兆6,700億台湾元(約4兆4,200億円)との予測が工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)産業技術知識服務計画(ITIS)から示された。第1四半期を谷底とし、第2、第3四半期は中水準の成長となるが、第4四半期に成長は弱まると予測した。18日付工商時報が報じた。

 第2四半期のIC産業全体の生産額は前期比16.4%増の4,193億元だった。IC製造が同20.6%増の2,181億元で大きく貢献した。このうちファウンドリーは、先進プロセスが需給逼迫(ひっぱく)で価格が安定していることや、スマートフォンなどの通信機器向けの受注好調で、同21.2%増だった。

 一方、パッケージング・テスティング(封止・検査)の生産額はともに前期比11%以上の成長だった。日本のIDM(垂直統合型の半導体メーカー)からの受注増で、各社の業績が2割以上の成長となったためだ。

 ITISは第3四半期のIC産業全体の生産額について、前期比7.2%増の4,494億元と予測した。