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台北市の商業施設、クーラー温度を26度以上に規定へ


ニュース その他分野 作成日:2007年11月22日_記事番号:T00003890

台北市の商業施設、クーラー温度を26度以上に規定へ

 
 台北市の商業施設のクーラーの温度を26度以上に設定することが、早ければ来年末より義務付けられる見通しとなった。

 台北市産業発展局がこのほどまとめた、「工業商業節約能源輔導管理自治条例」によると、▽商業施設のクーラーの温度は26度以上▽商業施設・工場で、アーケード下の地面から18センチ上の空間で明るさが100ルクス以上となる室外照明の禁止▽商業看板の照明で白熱灯の使用禁止──などが盛り込まれている。違反した場合、1万台湾元(約3万3,500円)以上3万元以下の罰金が科される。

 22日付自由時報によると、同条例の対象となるのは、営利事業登記を行った企業、工場など約23万社で、空調温度については、スーパーケット、倉庫業などは対象外となる見通しだ。

 産業発展局によると、クーラーの温度を1度上げることで6%の節電が実現し、省エネ型蛍光灯を使えば白熱灯の3倍の節電となる。

 台北市政府は23日に公聴会を開いて各界の意見をヒアリングし、早ければ年末に市議会での審議に入る予定だ。