ニュース 社会 作成日:2012年8月21日_記事番号:T00038902
行政院衛生署疾病管制局(疾病局)の施文儀副局長が20日、同性結婚の合法化に対する支持表明を交流サイト(SNS)、フェイスブックの自分のページ上に投稿した。個人的な立場との説明だが、現職の高級官僚が同性結婚支持を表明するのは初めて。21日付中国時報が報じた。
施文儀・疾病局副局長。台湾では先ごろ、女性同士のカップルが初の仏前結婚式を挙げて世界的な話題となった(20日=中央社)
施副局長は、同性結婚は憲法が保障する基本的人権の尊重に合致するだけでなく、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染予防につながると衛生面からの見方を示し、政府に対し「合法化を早急に進めるべきだ」と呼び掛けた。
施副局長によると、男性同士の行為による昨年のHIV感染者は約1,400人。カクテル療法による治療費は感染者1人当たり年間35万台湾元(約93万円)で、30年間治療を続けた場合1,000万元に上る。疾病局の年間予算の半分以上がHIV治療薬に充てられているとし、このままでは財政を圧迫するとも指摘した。
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