ニュース その他分野 作成日:2012年8月21日_記事番号:T00038905
タイの在台湾公館、タイ貿易経済弁事処のクリアンサック・キッチャイサレー代表は20日、台湾は経済協力協定(ECA)交渉相手の候補だと語った。タイの政府関係者が公に台湾とのECA交渉に前向きな姿勢を示したのは初めてだ。21日付工商時報が報じた。
キッチャイサレー代表の発言は、台北市で20日開催された「台タイ経済協力会議」で経済部の卓士昭次長が、台湾とタイの間で6月末に二重課税の防止を目的とする租税協定が結ばれ近く発効するため、次なるステップはECA交渉とした呼び掛けに答えたもの。キッチャイサレー代表は、二重課税防止の協定に続き、台湾はECA交渉でも対象だと答えた。もしECA締結が実現すれば、さらに多くの台湾投資が呼び込めると語った。
卓次長は、台湾の対タイ投資は日本、米国に次ぐ3番目で、東南アジア諸国連合(ASEAN)の中でも重要なパートナーのため、早急にECA交渉に入るべきだと語った。また、中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)発効後、シンガポール、ニュージーランド、フィリピン、インドなどが台湾とのECA締結に非常に前向きな態度を示していると指摘した。
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