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新入社員の初任給、北南格差は3千元【表】


ニュース その他分野 作成日:2012年8月21日_記事番号:T00038907

新入社員の初任給、北南格差は3千元【表】

 求人求職情報サイト大手、1111人力銀行が台湾本土の19県市で実施した新入社員の初任給調査によると、最高は台北市の2万8,129台湾元(約7万4,400円)、最低は屏東県の2万5,250元で、約3,000元の開きがあった。21日付蘋果日報が報じた。

 初任給が2万8,000元以上だったのは、台北市と新竹市(2万8,000元)で、新竹県(2万7,788元)がこれに続いた。一方、最低の屏東県を含め、花蓮県や彰化県、台東県、南投県など7県市は2万5,000元台にとどまった。これについて1111人力銀行の何啓聖・公関総監は「北部は求人数が多い上、金融や情報技術関連など賃金水準の高い企業が集中しているためだ」と指摘した。

 ただ、ある専門家は、物価水準の差を考えると南部の方が北部よりも良い生活ができるとして、「新社会人はまず南部で就職して、一定の経験と貯金を積んだ後で、北部でより良い職を求めてはどうか」とアドバイスしている。

 なお、同調査は大学卒以上の新入社員1万2,566人を対象に行われた。