ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年8月21日_記事番号:T00038917
鉄鋼商社最大手、新光鋼鉄の粟明徳董事長は20日、国際鉄鋼市場の見通しについて、早ければ今年第4四半期、遅くとも来年1~2月に底打ちすると見方を示した。ただ、来年の景気回復は緩慢なものになると指摘した。21日付工商時報が報じた。
粟会長は、中国製鋼板の輸入開放について、景気が低迷している現状では急がず段階的に進めるべきだと指摘。棒鋼の例に倣ってCNS認証の認定を受けるべきで、政府は関連法の制定を早期に進めるべきだと主張した。
中国鋼鉄(CSC)が23日に予定している台湾域内市場向け製品価格に関する会議については、「国際相場に合わせて適度な引き下げが行われるだろうが、下げ幅はCSCが決めることだ。鉄鋼景気の低迷で、CSC自身も業績に多大な圧力を受けており、それがさらに強まるようにはすべきでない」と語った。
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