ニュース 医薬 作成日:2012年8月21日_記事番号:T00038918
水晶デバイスの希華晶体科技(シワード・クリスタル・テクノロジー)は20日、肝細胞がんなど免疫系の疾病を早期発見するためのバイオチップ(Au−LSPR)共同開発で、中興大学(台中市)と2年間の産学提携を結んだ。21日付工商時報が報じた。
曽頴堂シワード董事長(左)、李徳財・中興大学校長(中)、林寛鋸・同大学化学系教授(右)。産学提携で企業の発展を願うとともに、トップクラスの技術と人材を台湾にとどめたい考えだ(中興大学リリースより)
中興大学によると、同技術は台湾、中国、米国で特許を取得しており、わずか15分で正確な結果が分かりコストも安いため、遠隔地などでの初期検査に適している。
シワードの曽頴堂董事長は、1年以内にバイオチップと読み取り装置が完成する計画だと語った。早ければ2年後の商品化を目指す。
また、バイオチップと読み取り装置を製造する会社を年末に資本金1億元で設立すると語った。喬山健康科技(ジョンソンヘルステック)、車王電子(モービルトロン・エレクトロニクス)、百容電子(エクセル・セル・エレクトロニック)などの出資も受け入れる予定だ。
李徳財・中興大学校長は、初年度の研究開発(R&D)費616万台湾元(約1,630万円)で、シワードが260万元余りを投じ、行政院国家科学委員会(国科会)から355万元余りの補助が出ると語った。
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