ニュース 電子 作成日:2012年8月21日_記事番号:T00038923
通信産業の設備の今年通年の生産額は1兆109億台湾元(約2兆6,800億円)で、前年比4.2%減少するとの予測が工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)と経済部技術処の産業技術知識服務計画(ITIS)から示された。米アップルやサムスン電子との競争激化で、宏達国際電子(HTC)の携帯電話の第2四半期出荷が予測を下回ったことが原因だ。21日付経済日報が報じた。
第2四半期の携帯電話の生産額は1,303億元で前年同期比11.8%減少した。携帯電話のほか、全地球測位システム(GPS)、セットトップボックス(STB)などがマイナスだった一方、交換器や無線ネットワーク装置などは同2~3割増加した。設備とサービスを合わせた通信産業全体の生産額は同1.5%減の2,627億元だった。
アップルの「iPhone」次世代機種の発売を前に消費者が携帯電話購入を控え、携帯電話産業は第3四半期も出荷が伸び悩むとみられる。通信産業全体の生産額は同13.5%減の2,548億元の予測だ。
通信サービスの12年生産額予測は同2.1%増の3,964億元で、設備とサービスを合わせると同2.5%減の1兆4,073億元の予測だ。
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