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陳前総統の病気療養での仮釈放、台北市長が賛意


ニュース 社会 作成日:2012年8月22日_記事番号:T00038930

陳前総統の病気療養での仮釈放、台北市長が賛意

 郝龍斌台北市長は21日、陳水扁前総統が病気療養目的での仮釈放を要求している問題で、「社会の傷を癒す上で象徴的な意味がある」として賛意を示し、関係方面に診療グループの結成など積極的な対応を呼び掛けた。国民党の政治家が陳前総統の仮釈放を求めるのは異例だ。22日付中国時報が伝えた。


郝市長(左)は「自由巷」のプレート前で、鄭南榕氏の未亡人で、陳政権で行政院副院長などを歴任した葉菊蘭氏(右)と握手を交わした(中央社)

 郝市長は同日、1989年に台湾独立運動家の鄭南榕氏が焼身自殺を図った場所を記念する「自由巷(自由の路地)」の除幕式であいさつし、「政治衝突や政界内部での争いが絶えず、政治勢力間の傷が拡大している。争いをやめ、経済問題に取り組むという政治家の発言はスローガンにすぎず、行動を伴わない」と批判。

 その上で、「陳前総統の仮釈放問題を積極的かつ前向きに処理する責任が政府にはある」と述べ、専門医による診療グループの結成を提案。さらに、陳前総統が前国家元首である点を挙げ、「一定の尊重があってしかるべきだ」と発言した。

 郝市長の発言に除幕式の出席者やメディアは驚きを隠せなかったが、一部からは郝市長が早くも次期総統選を見据えているのではないかとの声も聞かれた。

 郝市長は除幕式後、「個人的な意見であり、事前に馬英九総統には相談していない」と説明した。