ニュース 電子 作成日:2012年8月22日_記事番号:T00038951
読売新聞が21日、シャープがメキシコと中国・南京のテレビ組み立て工場を鴻海科技集団(フォックスコン)に売却し、両工場の従業員約3,000人を鴻海に移すことを検討していると報じたことに対し鴻海は、「まだ決定していない」と含みを残した上で、「月末に予定しているシャープとの共同声明発表までは何もコメントできない」と回答した。22日付中国時報が報じた。
シャープは今月初め、5,000人規模の人員削減を実施すると発表したが、今回新たな削減が追加される可能性が高まった形で、最終的に同社の削減規模は1万人に達するとの見方も出ている。なおシャープは追加削減を否定している。
一方、これまで鴻海をテレビ生産における最大のパートナーとしてきたソニーが、シャープと鴻海の提携を嫌い、発注先を明基友達集団に変更しているとの観測が出ているが、鴻海は受託生産するアップルのスマートフォン新製品が間もなく発売される見込みであることから打撃は受けないと市場ではみられている。
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