ニュース 社会 作成日:2012年8月23日_記事番号:T00038956
総統府機密費の横領や収賄などの罪で服役している陳水扁前総統の健康状態悪化を受け、郝龍斌台北市長が陳前総統を病気治療目的で仮釈放すべきだと発言したことに関連し、馬英九総統は22日、「特赦は考えていない。治療目的での仮釈放はすべて法律に基づき処理すべきで、違法なことを命じるわけにはいかない」と述べ、仮釈放には消極的な姿勢を示した。23日付中国時報が伝えた。
与党国民党内部にも、陳前総統の仮釈放に否定的なムードが濃い。特に郝市長をめぐっては、民進党の陳水扁政権下で環境保護署長を務めた経緯などから、陳前総統に特別な思いがあるのではないかと受け止められている。
郝市長は22日、政治評論家の趙少康氏が司会を務めるラジオ番組で、「もし自分が総統ならば、陳前総統の問題をどう処理するか」と問われ、「特赦の前提は陳前総統が罪を認め、謝罪し、金銭的賠償を行うことが前提になる」と述べた。その上で「一部から厳しい声が出ることは予想の範囲内だ。ただ、自分が成し遂げたいのは、政党の理念を超え、協力していくことだ」と訴えた。
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