ニュース 運輸 作成日:2012年8月23日_記事番号:T00038962
台湾線に就航する格安航空会社(LCC)が9月で10社に達する見通しとなる中、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)の林明昇董事長は22日、「LCCの隆盛は世界的な趨勢だが、アジアでは台湾の航空会社のみが参入していない」と指摘し、政府にLCCが発展しやすい環境づくりを進めるよう提言した。その上で台湾の大手航空会社3社が共同で新しいLCCを設立し、国際市場で戦うべきとの考えを示した。23日付工商時報が報じた。
同日、交通部運輸研究所から招かれて公演を行った林董事長は、「台湾の航空業界は現在、日本、韓国、シンガポール、マレーシア、フィリピンの各路線でLCC8社との競争にさらされ、『四面楚歌』の状況だ」と指摘。「台湾航空会社のLCC市場への参入が遅れれば遅れるほど、受けるダメージも大きくなる」と語った。
その上で「大手3社が手を組めば、運航権の割り当てに関する問題を解決できる」とし、新会社は3社とは無関係の経営チームが請け負うべきだと語った。
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