ニュース 社会 作成日:2012年8月24日_記事番号:T00038982
新北市万里区の「万里温泉」で、ここ2カ月の間に湯の温度が以前の40度から80度まで大幅に上昇するという不可解な現象が起きている。23日には入浴が禁止された公共浴場に入った男性(65)が、浴槽に転落しやけどにより死亡するという事故も発生した。地元住民の間では「火山爆発か巨大地震の前兆だ」といううわさが広まっている。
事故が起きた公共浴場では、5月末に湯の温度が上昇していることが確認され、7月には80度に達した。同浴場には民間施設のような冷却設備がなく、源泉からの湯をそのまま使用しているため、入浴者に危険だとして同月14日に閉鎖。入り口に木を打ち付けて入れないようにし、「立ち入り禁止」の張り紙をしてした。万里区役所職員が7月中旬に同浴場の湯温を測ったところ85度まで上昇していたという。なお現在、周辺の民間業者は山のわき水を加えて温度を下げて、各施設に供給している。
温泉の水温上昇現象について中央地質調査所の江崇栄副所長は、「温泉の温度が火山の下にあるマグマと関係があることは確かだが、万里温泉が湯を引いている陽明山大屯山系は休火山で、地表からマグマまでの距離は10キロメートル以上離れているため火山活動が原因とは考えにくい」と語った。
また同じ源泉から湯を引く台北市の北投温泉や陽明山にある冷水坑温泉の湯温に目立った上昇は確認されていないが、江副所長は「もし、近く火山が爆発するような活動があれば、大屯山系周辺の温泉はすべて温度が上がるはずだ」と指摘した。
ただ、一気に40度も上昇するというのは確かに不可思議で、自然の力によって上昇したのなら、詳しく調べる必要がある。この「加熱」メカニズムが解明されれば、最近、湯温の低下が懸念される宜蘭県の礁渓温泉などに有益かもしれない。
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