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台北101株の売却入札、金融持ち株会社参入


ニュース 建設 作成日:2007年11月22日_記事番号:T00003899

台北101株の売却入札、金融持ち株会社参入


 中聯信託投資が保有する台北101ビルの株式15%の売却入札で、金融持ち株会社が21日、応札保証金の支払い期限を1日延長するよう要請していたことが分かった。23日の入札実施直前に土壇場で応札意向を示した格好で、動向に注目が集まっている。社名は明らかにされていない。

 22日付経済日報によると、同ビルには中華開発、中国信託、国泰、新光、兆豊、台新の各金融持ち株会社がそれぞれ出資しており、応札意向を示したのが6社のいずれかか他社かをめぐり憶測を呼んでいる。

 現在の出資構成から見て、既存株主が落札すれば、出資比率は合計で20%前後となり、筆頭株主の中華開発工業銀行と肩を並べることになる。

 中聯信託の保有株をめぐっては、8月の初回入札が成立せず、今回が再入札となる。