ニュース 建設 作成日:2012年8月24日_記事番号:T00038998
23日に行われた三商美邦人寿保険(マーキュリーズ・ライフ・インシュアランス)の宏遠ビル(台北市信義路)売却入札で、生命保険会社、国泰人寿保険(キャセイライフ)が、市場予測を上回る72億5,600万台湾元(約190億円)で落札した。土地1坪当たり1,363万元、2階以上の標準フロア1坪当たり137万元となった。24日付工商時報が報じた。
観測によると、同物件は国泰人寿のほか、新光人寿保険が68億元、中国人寿保険が64億元、富邦人寿保険が62億元で応札していた。
金融監督管理委員会(金管会)保険局がこのほど、保険会社による不動産投資の最低投資収益率を1.875%から2.125%に引き上げる方向を示しており、他の生保が新規定を基に入札を行ったのに対し、国泰人寿は暗黙の了解を破って従来規定を基にしたとされ、保険局は同日夜、国泰人寿に対し投資収益率を2.125%に調整するよう要求した。
これに対し国泰人寿は、三商美邦人寿と宏遠証券が賃貸期間の延長と賃料の引き上げに同意しており、投資収益率は必ず2.125%を満たすと強調した。
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