ニュース 電子 作成日:2012年8月24日_記事番号:T00039005
集邦科技(トレンドフォース)傘下の研究部門、DRAMエクスチェンジの調査によると、8月上旬のDRAM契約価格は5%下落し、同月全体では下落幅が8%を超える見込みだ。市場需要の低迷、およびサプライチェーン全体の在庫水位が平均4カ月分以上に上っていることが背景にある。こうした中、DRAMメーカーは8月の損失がさらに拡大するとみられる。24日付工商時報が報じた。
同紙によると、エルピーダメモリの経営破綻やパソコン販売見通しが楽観されたことから、各DRAMメーカーは今年初めにフル稼働で生産を行い、在庫量を一気に5〜6カ月分に引き上げた。しかし、第2〜3四半期のPC需要は予測を下回り、7月に入っても在庫は依然4〜5カ月分と高い水位を維持した。
今年下半期のPC出荷台数予測およびDRAMメーカーの生産状況から、DRAM供給量は需要量を少なくとも3割上回っているとみられる。DRAMエクスチェンジは、ウエハーベースで月8万〜10万枚規模の減産を実施しなければ、DRAM価格はさらに下落すると指摘した。
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