ニュース 商業・サービス 作成日:2012年8月27日_記事番号:T00039019
中国人観光ツアー客の受け入れ上限が年内に1日当たり5,000人へと、現在の4,000人から引き上げられる見通しだ。交通部観光局の張錫聡副局長は、政府がゴーサインを出しさえすれば年内に実現すると表明した。25日付中国時報が報じた。
行政院が28日に開催する座談会で、旅行、旅館、レジャーなどの業界団体が中国人訪台旅行者数について意見し、行政院は台湾の経済発展のためこれに同意するとみられている。
行政院経済建設委員会(経建会)によると、昨年の中国人旅行者の1日当たり消費額270米ドルを基に計算すると、1日1,000人増えれば、消費額は年間230億台湾元(約600億円)近く増える。これは今年のGDP(域内総生産)予測値の約0.16%に相当する。
馬英九総統は2008年の1期目選挙時、1日当たり受け入れ上限を初年度3,000人、2年目5,000人、3年目7,000人、4年目1万人とする公約を掲げていた。これにより年間6,000億元の経済効果を見込んでいた。しかし交通部がツアーの品質を維持できないと主張し、実現に至っていない。
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