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日本製紙、永豊餘造紙と戦略提携


ニュース その他製造 作成日:2007年11月22日_記事番号:T00003902

日本製紙、永豊餘造紙と戦略提携


 日本製紙グループ(本社・東京都千代田区、中村雅知社長)と永豊餘造紙は21日、戦略的提携の覚書を締結した。

 日本製紙は既に11月から永豊餘に対し石巻工場(宮城県石巻市)のN6号抄紙機で生産した微塗工紙のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を始めている。

 22日付工商時報によると覚書の内容は、▽紙製品の販売▽バイオ技術と販売網の協力▽将来の提携事業の構築──の3点。販売面では、原則として一方が生産していない紙製品を相手側に供与し、競合関係に陥らないようにする。

 日本製紙グループは米国や中国、フィンランドなど世界23カ所に拠点を持つ一方、永豊餘は中国で広範囲に展開し最近はベトナム進出を強化している。覚書の調印式に臨んだ邱秀瑩永豊餘董事長は、「1足す1が2以上になる提携で、協力の効果は台湾および国際市場で大きく発揮されるだろう」と評価した。