ニュース 電子 作成日:2012年8月27日_記事番号:T00039029
台塑集団(台湾プラスチックグループ)系のDRAM大手、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は24日、高啓全総経理が董事長に、また同社執行副総経理で米半導体大手、マイクロン・テクノロジー台湾法人代表のスコット・ミークル氏が総経理に、それぞれ同日付で昇進したと発表した。台湾DRAMメーカーの総経理に外国人が就任するのは初めて。市場では、マイクロンは傘下に収める予定となっているエルピーダメモリのトップにも同社幹部を派遣し、今後日台DRAMメーカーの主導権獲得に受けた動きを加速させるものとみられている。25日付経済日報が報じた。
なお、執行副総経理には、胡耀文・先進技術システム副総経理が9月1日付けで就任する。
マイクロンは今年2月、イノテラに40%出資して筆頭株主となったほか、7月には日本のDRAM大手、エルピーダメモリの買収を発表した。
同紙は、マイクロンがイノテラへの出資拡大やエルピーダ買収で生産能力やシェアを拡大するとともに、同2社のトップの地位を掌握して「一括管理」体制を敷くことになれば、今後、DRAM業界におけるサムスン電子、マイクロン、SKハイニックスの「三強鼎立」状態がさらに明確になると指摘している。
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