ニュース 電子 作成日:2012年8月27日_記事番号:T00039031
イメージセンサー設計大手、原相科技(ピックスアート・イメージング)の黄森煌董事長はこのほど、機器に触れることなくゲーム、スマートフォン、テレビ、セットトップボックス(STB)などを操作できるようにするジェスチャーセンサーチップの開発を進めていることを明らかにした。既にサンプル出荷しており、第4四半期に少量生産を開始できる見通しだ。27日付蘋果日報が報じた。
10月に発売されるマイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows 8)」が、タッチパネルサポート機能を充実させることでパソコン市場の需要を喚起すると期待されているが、黄董事長によると原相科技の手掛ける光学式タッチセンサーが強みを発揮するとされるオールインワン(モニター一体型、AIO)PCでは、同センサーを搭載した場合コストが倍増するため、受託メーカーの参入意欲は低く、同分野での発展は難しいとの見通しを示し、その他分野で発展を図る必要があると語った。
その上で黄董事長は、「当社の開発するジェスチャーセンサーチップは、サイズが小さい上に価格競争力もあり、将来性は高い」と強調した。
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