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中鴻鋼鉄、9月熱延製品を4%値下げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年8月28日_記事番号:T00039043

中鴻鋼鉄、9月熱延製品を4%値下げ

 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は27日、9月の冷延・熱延製品の台湾域内向け、輸出価格の引き下げを決めた。熱延製品の引き下げ幅は約4%。溶融亜鉛めっきコイルは価格据え置きとした。28日付工商時報が報じた。

 冷延・熱延製品の1トン当たりの引き下げ幅は、台湾市場向けが800台湾元(約2,100円)、輸出向けが10~20米ドル。値下げ後の1トン当たり価格は、台湾市場向けの冷延製品が2万1,700元、熱延製品が1万9,200元だ。

 中鴻鋼鉄は鉄鋼需要の動向について、第3四半期は欧米の景気回復が予測を下回っていること、および欧州市場が夏休みに入ったことから減退していると指摘した。ただ、第4四半期はハイシーズンを迎えることに加え、川上・川下顧客の在庫補充によって、第3四半期を上回る需要が期待できるとの見方を示した。