ニュース 家電 作成日:2012年8月28日_記事番号:T00039047
デジタルカメラ受託生産大手、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)が27日発表した第2四半期の連結粗利益率は10.18%で、7四半期ぶりに2けたを回復した。平均販売価格(ASP)の上昇や、材料コストの低下が奏功した。28日付工商時報などが報じた。
第2四半期の連結売上高は前期比18%増の114億4,000万台湾元(約300億円)、純利益は同23.2%増の3億8,900万元で、ともに予測を大幅に上回った。出荷台数は同20%増だった。
一方、上半期連結売上高は前年同期比0.8%減の211億3,600万元、純利益が同83.5%増の7億2,100万元だった。粗利益率は9.6%で、同2.74ポイント上昇した。
佳能は3月の業績説明会で「上半期は慎重視、下半期は楽観」と予測していたが、「下半期も慎重視」に予測を改めた。スマートフォンに高画素数のデジカメが搭載されてコンパクトデジカメ市場が世界的に縮小しているためだ。粗利益率も上半期には及ばないとの見方を示した。
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