ニュース 家電 作成日:2012年8月28日_記事番号:T00039048
冠捷科技(TPVテクノロジー)は、今年上半期の液晶モニター受託生産出荷台数が2,750万台となり、前年同期を5.1%下回った。市場シェアは36.6%で最大手の座は揺るがないが、純利益は前年同期比36.9%減の4,420万米ドルにとどまった。28日付電子時報が伝えた。
液晶モニター事業は、同社売上高の54%を占めているが、粗利益率は前年同期の7.1%から6.5%へと低下した。業界2位のサムスン電子の出荷台数は1,150万台で、シェアは15.3%だった。
TPVは「欧州財政危機による影響が下半期も続き、主要国での需要が低迷する中、新興市場は成長する。中国など複数国の消費刺激策、拡大的な通貨政策が液晶モニター業界にはプラスになる」と指摘した。
市場調査会社のディスプレイサーチは、今年の液晶モニターの出荷台数が全世界で昨年並みの1億7,000万台にとどまると予測している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722